こんにちは!もりおです。
そんな人に。
今日は「Type(タイプ)」というiPhone、iPad用のMarkdown(マークダウン)エディタについての記事となります。
Apple純正のメモ帳も非常に使いやすいものではありますが、だらだらと文章を書いていくものなので、長文になればなるほど見づらいものとなってしまいます。
「タイトルや箇条書きを上手に表現して見やすくわかりやすいメモをとりたい」
そんなワンステップ上のメモを手軽に実現することができるアプリです。
また「iPhoneで軽くブログを書きたい」という人には特にオススメのアプリとなっています。
そんな「Type」の特徴を紹介していきます。
もりお
目次
Type(タイプ)とは
Type(タイプ)とは、こちらのiOS、iPadOS用のMarkdownエディタです。
一部有料の機能(後述)がありますが、エディタとしての基本的な機能はすべて無料で使うことができます。
もりお
Markdown(マークダウン)記法とは
Markdown(マークダウン)記法とは、文章を記述するための記法の一つです。
ざっくりですが、以下のようなメリットがあります。
- 構造化された文章が簡単に書ける
- 読みやすい文章が書ける
- HTML形式などに変換できる
プログラムの世界で登場することが多いのですが、ただのメモとしても後から読みやすく加工しやすい文章が簡単に記載できます。
またブログにおいては、サービスやアプリにも依りますが、Markdownで記述した文章をそのままアップしたりすることも可能です。
少し覚える手間はかかりますが、普段からMarkdownで書く癖をつけておくと何かと便利なのでオススメです。
もりお
Typeの特徴8選
それでは「Type」の特徴を8つ、紹介していきます。
1. すぐに書ける
Typeを起動するとこのような画面になります。
![type - 起動直後の画面](https://inakase.com/wp-content/uploads/2020/02/type-startup-576x1024.jpeg)
既にある行をタップすれば変更として、「+」をタップすれば新しいドキュメントで書き出しを始めることができます。
![type- 編集画面](https://inakase.com/wp-content/uploads/2020/02/type-edit-576x1024.jpeg)
起動して1タップで書きはじめることができるので、何かを思いついたときに即座にメモすることができます。
2. プレビューが確認可能
上部右側の「Preview」をタップすることで、作成したMarkdownテキストのプレビューを行うことができます。
![type - プレビュー](https://inakase.com/wp-content/uploads/2020/02/type-preview-681x1024.jpeg)
構文が間違っていないかのチェックがすぐに行えますし、閲覧目的のときはこちらで確認をすればよりわかりやすいかと思います。
3. マークダウン記法で使う記号が表示されている
キーボード上部にはマークダウン記法でよく使う記号が表示されており、タップすることで入力が行えます。
![type - Markdown記号のツールバー](https://inakase.com/wp-content/uploads/2020/02/type-toolbar.jpeg)
いちいちキーボードの入力モードを切り替えずに記号の入力を行えるので、手間がかからなくて楽です。
4. 入力補完あり
入力補完も行ってくれます。
例えばこのように…
![type - 入力補完](https://inakase.com/wp-content/uploads/2020/02/type-completion.gif)
「*」は箇条書きリスト(ul)の記号なのですが、改行したときに自動で行の初めに「*」が挿入されます。
番号付きリスト(ol)においても同様に補完を行ってくれます。
5. 画像も挿入可能
Markdown記号のツールバーの一番右側のアイコンから画像の添付が行えます。
アイコンをタップし、写真から画像を選択すると画像が挿入されます。
![type - 画像の挿入のアイコン](https://inakase.com/wp-content/uploads/2020/02/type-image-icon2.jpeg)
プレビューをしてみてもきれいに表示されています。
![Type - 画像のプレビュー](https://inakase.com/wp-content/uploads/2020/02/type-preview-image2.jpeg)
Firebase Storageに画像をアップロードするようになっているようです。
6. Qiitaに投稿可能
右上の共有アイコンから、Qiitaに直接投稿も行えます。
![](https://inakase.com/wp-content/uploads/2020/02/type-upload-qiita-576x1024.jpeg)
私はQiitaに投稿したりはしないので使わないのですが…。
Gist(GitHub)にも投稿できるようですね。
7. ダークモードに対応
Typeはダークモードにも対応しています。
今まで貼ってきた画像はすべてダークモードのものですね。
ダークモードではないモード(ライトモード?)だとこのようになります。
![Type - ライトモード](https://inakase.com/wp-content/uploads/2020/02/type-lightmode.jpeg)
こっちのモードでもきれいですね。
8. iPadにも最適化されている
iPad(iPadOS)でももちろん使用可能です。
![](https://inakase.com/wp-content/uploads/2020/02/type-ipad.jpeg)
基本的なUIは一緒でエディタ領域が大きくなりますので、より使いやすいかと思います。
有料版との違い
他の端末とMarkdownデータを共有するには、月額120円の有料プランを契約する必要があります。
有料版ではiPhoneでもiPadでも同じテキストを閲覧、編集できるようになります。
複数端末を持っており、使う頻度が多いような人は契約してみると良いかもしれません。
Apple純正メモ帳のような使い勝手が実現できると思います。
もりお
無料版でも簡単に共有を行う方法
作成した文章を共有(送る)だけであれば、有料版でなくても行えます。
AirDrop(エアドロップ)を使うのが早くて便利です。
右上の「共有」から「AirDrop」をタップします。
![](https://inakase.com/wp-content/uploads/2020/02/type-airdrop.jpeg)
AirDropのやり方については以下の記事で紹介しているので参考にどうぞ。
![AirDrop - 設定方法と使い方](https://inakase.com/wp-content/uploads/2020/01/how-to-airdrop5-520x300.jpeg)
まとめ:シンプルで手軽なMarkdownエディタ
ヘルプなど見なくてもすぐに使いはじめることができるほどシンプルで直感的。
起動して1タップで書きはじめることができるため、何かを思いついたとき、忘れてしまう前にメモに残すことができます。
Markdown記法とするための記号もツールバーから入力できるため、手間は最小限です。
基本無料で使えるので、まずは試しに使ってみてはいかがでしょうか。
もりお
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